【玄関】玄関ドアにスマートロック「セサミ5」を取付。使用感◎
スマートロック、ご存知でしょうか。スマートに鍵の操作をしてくれるナイスなアイテムです。今回は自宅の玄関鍵にスマートロック「セサミ5」を設置しましたのでその経緯、取付、感想などを記録しています。
※2023/8/16追記あり 「セサミタッチ、取れない」
スマートロックでできること、みたいな解説はchatGPTにお願いします。
スマートロックは電子的なドアロックで、物理的な鍵を必要としません。スマートフォンやタブレットからリモートで操作でき、ドアの施錠・解錠を制御したり、特定の人に一時的なアクセスを許可したりできます。また、アクセスログを追跡したり、音声アシスタントと統合したりする機能もあります。
だそうです。スマホや指紋、NFCや電子キーで鍵を操作したりAlexaに頼んだりできるというやつです。
目次
わが家の環境
- 家族全員Androidスマホ
- 小学生の子供あり
セサミ5購入の理由
セサミ5とは、冒頭に書いたようにスマートロックの一つです。candyhouse社が開発しています。台湾の方が立ち上げられているんですね。
スマートロック自体は他メーカーからも販売されそれぞれ実績があるんですが、なぜセサミ5を買ったのかというと。
安いから
![](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/sesami5-1024x464.png)
セサミ5 is 安い
なぜ今回セサミ5を購入したかというと、安いから。これに尽きます。
シンプルなデザインやコンセプトも好きなんですが、何より安さがセサミの特徴と言っても良いのではないでしょうか。
商品本体 | 定価 | セール価格 |
---|---|---|
セサミ5 | 10,000円くらい | 4,000円くらい |
SwitchBot ロック | 12,000円くらい | 10,000円くらい |
Qrio Lock | 25,000円くらい | 20,000円くらい |
ざっくり有名所の価格を見てみました。
※セサミはAmazonでも販売されてますが価格が公式サイトとズレててどっちがお得かややこしいです。Qrio Lockがダントツで高く、セサミとSwitchBotが安めです。
スマートロックって、本体だけで使うことはあまりないです。
指紋認証やキーパッド、開閉センサーやwifi用モジュールなど付属品が多い。その辺も含めて、セサミは安い。
今回はセサミ5、セサミタッチ(指紋認証)、オープンセンサー、wifiモジュールの4つを購入しましたが全部で11,000円くらいですからね。この価格なら2台目を買って上下2つの鍵に対応させるツインロック体制も前向きに考えられます。他社では中々こうはいかないのでは。
この値上げラッシュの中で価格の維持・値下げにまで踏み切ったというのも素晴らしい。
具体的な金額は忘れましたがセサミ4より値下げしてるんですよ。設計にこだわって生産コストを下げ、それを商品価格に反映してくれるのは非常にありがたいことです。応援したい気持ちになるわけです。
セサミ5の発表動画もあるので興味ある方は見てみてください。
解錠・施錠方法が必要十分だから
色々な方法でロックできます。どこの会社のスマートロックも同じようなものなんですが、セサミ5は安いけどちゃんと色々使えます。
- スマホアプリから
- NFCタグから
- Alexaから(別売Wifiモジュール)
- 自動施錠(別売オープンセンサー)
- FeliCaから(Suicaなど 別売セサミタッチ)
- 指紋認証(別売セサミタッチ)
- キーパッド(別売セサミタッチPro)
別売りが多く見えますが、どこもそんなものなので気にしても仕方ありません。
Matter対応予定だから
楽しみです。
セサミ5を玄関鍵に取付ける
ではセサミ5を設置していきましょう。
ドアに断熱材が貼ってあるという特殊な状態からのスタートなので、下準備の段階は読み飛ばしてOKです。読み飛ばして取付まで進む
下準備:既存スマートロック取外しと断熱材貼り
![玄関ドア 設置前](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230712_015710490-e1689139081966-1024x610.jpg)
これが素の状態の玄関ドアです。すでに付いているSwitchBotLockを取り外してセサミ5を設置します。
ドアの色が黄色くて変な切れ目がありますがお気になさらず。断熱材を貼ってリカバリー改装中なのです。見た目は1週間もすれば気にならなくなりました(なんとかする予定ではあります)。
![既存スマートロック取り外し](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230712_015944548-edited-1024x768.jpg)
SwitchBotロックを取り外したところです。右の黒いパーツはSwitchBot用の開閉センサーですが、こちらも取り外します。
断熱材はSwitchBotロックを避けて貼っていましたが、今回は断熱材の上にセサミ5を設置してみようと思います。微妙ですが断熱欠損になること、両面テープで付けた断熱材が意外としっかりしていることからの判断です。もし剥がれたりする場合は追記いたします。しかし断熱材の貼り方の汚いこと。
![断熱材に両面テープ貼り](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230712_021051314-1024x576.jpg)
開いた隙間分の断熱材(ザ・スリム 4mm)を切り取り、両面テープを貼り付けます。ただの安い両面テープです。剥がせる強力タイプがあればそういったものがベターかと思います。
![隙間をジョイントコーク](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230712_021127336-e1689139776219-1024x576.jpg)
向きが変わって失礼します。貼り付けた隙間にジョイントコークを埋めていきます。が、オススメはしません。
私は隙間が気になる症候群で隙間があると埋めたくて仕方ないだけのです。そもそもジョイントコークは壁紙用のコーキング材で、固まってもちょっとグニャっとします。今回使っているのはたまたま持っていたからというだけです。
防水効果もないし痩せたりもするようなので、ほんの気休め程度かも。わざわざやる必要があるのかは不明であります。
![下地完成](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230712_021619234-e1689140698186-1024x576.jpg)
断熱材を貼って、埋めたいところを埋めて。
乾いたら表面をアルコールでさっと拭き取ります。表面に油分があるとスマートロックの両面テープの粘着力が落ちてしまいます。
セサミ5の取付
取付前にスマートロックがセサミアプリから操作できるか確認しておきます。もちろんアプリはダウンロードしておいてくださいね。
![](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/Screenshot_20230712-154238-216x300.png)
こんな感じの画面で施錠時、解錠時の位置を決められます。ウィーンと動けば大丈夫。
![](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230712_021732174-e1689140890403-1016x1024.jpg)
取付け作業自体はとても簡単。言うことがあまりないです。鍵の形状によっても取付方が変わりますし、公式サイトの取付方法で十分なので詳しくはぜひそちらをご覧になってください。
手順自体は、
- スマートロックと鍵をあてて高さ確認
- 高さ調整金具を取付
- スマートロックの上から鍵が回せるか(つかめるか)確認
- スマートロックのサムターン部調整
という感じです。
上の画像は高さ調整金具を仮付けし、鍵をうまく回せる高さかどうかを確かめているものです。金具の穴にネジ止めしてスマートロック本体に取付けます。
![セサミ5取付金具](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230713_030746873-1024x576.jpg)
取付け位置を決めて、手でスマートロックを回して鍵が回るのを確認したら両面テープで接着します。
![セサミ5取付後](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/07/PXL_20230712_030650889-1024x576.jpg)
接着しました。
ついでにスマートロック右上の白いやつはオープンセンサーです。閉まったのを感知して自動で施錠してくれます。
ついでに玄関ドアの外側にセサミタッチ(指紋認証、FeliCa)を付けました。
どちらも両面テープでの接着ですが結構しっかりついてくれます。接着前に汚れなどを拭き取っておけば通常使用には十分耐えるかと。悪意を持ってねじり取られたりすると太刀打ちできないですが、悪意がある輩には余程の対策でないと無意味と思うので気にしていません。万が一盗られても連携解除すれば防犯上の支障はありません(怖いし嫌ですけど)。
動作確認
ドアを閉める→オープンセンサーで自動施錠→指紋認証で解錠しています。
うまいこと働いてくれています。セサミタッチに家族の指紋を登録しておけば、わざわざ物理鍵を取り出す手間もないし子供も一人で解錠できます。ただし、電池切れやうまく認証できないなどの問題が起きることを想定して物理鍵は携帯するようにしましょう。万が一のため大事ですね。
登録していない指紋をあてると施錠する機能もありますが、オープンセンサーで自動施錠するのであまり使わないかも。
初代セサミ4の思い出
何を隠そう、わが家のスマートロックデビューはセサミ4でした。
やはり安さとシンプルなUI、CandyHouseのコンセプトも気に入って購入したのです。しかしセサミ4はわが家の環境に合わず、すぐ返品したのです。
当時セサミ4はAndroidだと不安定?だったのか、接続が不安定。それに自動解錠施錠を設定するとスマホの充電の減りが早くなる、というなかなか辛い問題がありました。スマートロックの便利さは感じられたものの、返品。
ただ返品・返金対応は非常に良かったです。使用済みでも何割か返金していただけたりと、サポートの印象は良く終了となりました。
2代目SwitchBotロックの思い出
その後年末セールかなにかでSwitchBotロックを指紋認証つきキーパッドと共に購入。
これがかなり良かった。指紋認証の便利さを知り、指紋認証大好きになってしまいました。NFCや暗証番号など解錠方法が多彩になったので、家族それぞれが使いやすい方法で開けていました。SwitchBotロック自体の満足度はかなり高かったです。
強いて微妙な点を挙げるならアプリの反応・通知がいまいちズレてたような気がします。これはこちらの環境のせいかもしれないので、あまり気にしなくていいかも。
総評:セサミ5に(基本的には)文句なし
SwitchBotロックでそれなりに満足していたのにセサミ5を買ったわけは、上に載せさせてもらったリリース動画を見たからです。
セサミ4は動作不安定で諦めたけど、セサミ5は期待できるかもしれない。
今度こそセサミを使いたい!という気持ちになりました。その日に注文し、届いて設置した今、期待は裏切られていません。今のところ。
スマートロックの便利さは知っていたので、あとはどの商品を選ぶかだけ。安いセサミが安定して使えるなら願ってもないことです。しかもNFC、指紋認証、FeliCaも対応。価格が手頃なので2台設置もハードル低くなりました。ありがたいです。
セサミ5に改善してほしいこと
↑で(基本的に)と書いたわけ。細かい点ではもう少しと思うところがあるからです。
- 子供の指紋認証が難しい:就学前、小学校低学年の子供の指紋認証は失敗しがちです。登録できても反応しない。仕方ないんでしょうが、もし改善できたら嬉しいです。小学生の子にはNFCカードと物理鍵を持たせています。
- 指紋認証ちょっと遅い:文句を言う程ではないです。もうワンテンポ早いと嬉しいという程度。NFC、アプリは早いですね。
- オープンセンサーの機能性:セサミ5と連携すると「ドアが閉まったらすぐ施錠」されます。施錠までの時間設定や、一定時間開きっぱなしなら通知などの機能もほしい。
今のところ上記の点が気になります。気になるとは言え、大したデメリットではないとも感じています。
以上、セサミ5の感想でした。全体的に満足しています。今後も折を見て追記していくつもりですのでよろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追記:セサミタッチ、取れない
![ぼろぼろになりながらなんとか取れたセサミタッチ](https://c-std.com/wp-content/uploads/2023/08/PXL_20230806_084301394-1024x576.jpg)
悲しいお知らせです。セサミタッチの電池が切れたので交換しようとしたところ、セサミタッチ外れませんでした。
元々セサミタッチ自体を粘着テープごと外さないと電池交換できないのもどうかな、と思ってはいましたが、まさかここまで外れないとは。防犯上持ち去りが気になるってレベルじゃないです。自分でも取れないです。
外さないことにはにっちもさっちも行かないので、ゴム紐をドアとセサミタッチの間に滑り込ませてねじり取りました。すごく大変でした。上の画像はやっとこさ外れたセサミタッチの裏側です。テープがボロボロになっております。
再度取り付け時にはスペアの両面テープは使わず、強力マグネットシート+はがせる両面テープで取り付けました。外せないよりマシですから。
Twitterでぼやいていたら金属スクレーパーで取れるよ、とアドバイスいただいたので同様のことがあれば試そうと思っております。ありがとうございます。そしてセサミ公式からも「2023年8月中には電池交換問題を解決する新しいカバー?を無償で送る予定です」とリプライいただきました。ほんとにお願いします~!