【補修】ユニットバスのカウンター穴を塞ぐ
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ユニットバスのカウンターが壊れました。
娘が乗り上げた拍子にバキッ。子供達による度重なる圧力に耐えきれず、固定されているネジもろとも破壊されました。
の記事は浴室に関わる DIY を推奨するものではありません。あまり参考にしないようお願い致します。不具合などありましても保証できかねますのでご了承ください。
カウンターを撤去する理由
カウンターは汚れやすいです。掃除も面倒なので、いつの間にかピンクカビ(厳密には酵母ですが)の温床に。
たまに掃除しようと裏を見ると黒カビも付いていたり…お世辞にも衛生的とは言えない状態でした。
汚いカウンターにボディソープなど置いても汚れをもらうだけなので、どうせならとカウンターは撤去することにしました。
カウンターを取り外した状態。6 つのネジ?に引っ掛けるかたちで設置されていました。
取付部材のコーキング剥がれ、漏水の危機?
よく見るとカウンターをひっかける部材が歪んでいたり、コーキング部分が剥がれたりしています。
気になるのは歪みよりもコーキング剥がれですね。穴が丸見えです。カウンターはシャワーがどんどんかかる場所です。ここから漏水する可能性もありそう。
浴室からの漏水となっては一大事なので、可及的速やかに穴を塞ぎたいと思います。
修繕方法の検討
目的
不衛生なカウンターを取り外し、漏水を防ぐ。
原則、業者へ依頼すること
問題になるのが穴の処理。ビスを取り外したあとどうするか?です。まず、原則**「(水回りということもあり)素人が手を出さずに業者へ依頼すべき」**であるのは間違いないです。自分でやるならリスク承知で自己責任で。
ということで、自己責任で進めます。まずは個人で DIY された方、ユニットバスの施工説明書など色々調べてみました。
案 1.LIXIL の専用部材を使う
まず LIXIL から穴ふさぎ用のシール、キャップが販売されています。コーキング剤を塗ってキャップを取付けるといったもの。おそらくこれがスタンダードな修繕方法かと思われます。
案 2.パテで埋める
防水用のパテで埋める方法。個人で行われている方もいらっしゃいました。パテは強度があるため硬化後の破損のおそれは低いです。反面、柔軟性に欠けるため地震等の際にズレたりしないかが懸念点。
案 3.コーキングで埋める
防水といえばコーキング(シーリング)。パテと逆で硬さはないものの弾力があり、多少の動きなら追従します。案 1 の LIXIL 部材でもコーキング材を使用しているので安定か。
案 3.コーキング+タイルで隠す方法を採用
流れでおわかりかと思いますが、LIXIL のキャップは少々味気ないのでコーキングした上でタイルを貼って隠すことにしました。
カウンターの穴を埋める
ビスを外す
まずネジを外します。普通の手回しドライバーで外れます。
外れたネジたち。おしりにコーキングがにゅるっとついててちょっとかわいい。コーキングはしっかりついていて容易には取れません。
コーキング材で穴埋めする
そして穴埋めに使うコーキング材です。変成シリコンは基本的に屋外・外壁用の塗装が効くタイプです。たまたま外壁に使ったものが余っていたので使いました。お風呂での使用なら普通のシリコンコーキングで防カビのもので OK ですね。
施工前には周りの壁や床を養生しましょう。コーキング材が付くとなかなか取れず大変です。幅広のコロナマスカーやビニールシートなど、あるもので OK です。
マスキングの試行錯誤、そしてコーキング材充填。汚くてすみません。正攻法を知りません…
充填後、乾ききらないうちにマスキングを剥がします。乾いてからではコーキングも一緒についてきてうまくありません。
一応この状態で漏水はしないと思いますが、なんとなく頼りない。ほじりたくなるビジュアルは子供にもよろしくない。
そこで、かわいいタイルを貼ります。
タイルで穴を隠す
タイル 100 角 絵タイル デザインタイル 内装用タイル クラフト DIY 【97.7 ミリ ×97.7 ミリ ×5 ミリ厚/アユ】
↑ 鮎のタイルに凄く惹かれました。が、無難な路線で
タイル リーフパステル はっぱタイル 葉っぱ クラフト DIY 葉 ホワイト 白色 500g バラ石 【単色:F610B】
こちらのはっぱ型タイルを貼り付けることにしました。壁パネルが淡色の葉茎柄なので無難にまとまることでしょう。
タイルの裏にクリアーのバスボンドを塗りたくって貼り付けていきます。クリアーなら(多少はみ出ても)目立ちません。バスボンドでで穴を塞ぐことで漏水の可能性をもう少し減らせるはずです。
本来タイルはタイル用接着前、目地材を仕様して並べていくもの。今回バスボンドを使用した理由は「後から外しやすいから・施工しやすいから・手元にあったから」となります。
シリコンなのでスクレーパーなどで剥がしやすく、後々のメンテナンスや気が変わって貼り替えたいときも簡単です。
マスキングテープで落ちないように支えて、固まるまで放置。
穴が空いていた場所は小さな葉っぱ、その間に大きな葉っぱを飾りで付けてみました。
完成
マスキングテープを剥がした状態。ちょっとおしゃれ、風?少なくとも穴そのままの状態よりは断然良くなりました。
透明シリコンなのでシリコンが目立たずいい感じです。
カウンターの穴埋めの効果と感想
ひとまず穴を塞ぐという目的は達成できたかと思います。
子供にカウンターを壊されるというアクシデントから始まった穴埋めですが、ネジ部シリコンの剥がれを発見できたことなど結果的に良かったと感じています。
カウンターのない生活は家族にも驚くほどすぐ馴染み、むしろお風呂が広く使えてスッキリしました。最初からなくても良かったなと思う程です。
記事執筆時点では塞いでから 1 ヶ月程のため、まだ不具合・不都合には面していません。何かありましたら都度ご紹介していきます。
それではここまでご覧いただきありがとうございました m(_ _)m